●故人の意思を反映
大掛かりな葬儀をしてしまうと、残された家族に大きな費用負担がかかる…。そのため生前に「家族葬を」という選択をされて、遺言にされる方もいらっしゃいます。
●宗教も自由、形式も自由
家族葬では宗教にこだわる決まりはありません。もちろん、信仰している宗教がある場合はその形式に則ることが重要ですが、家族葬の3分の1が無宗教だそうです。
●親族だけのアットホームなお別れ
家族葬はごく近しい親族のみであげることが多く、遠い親戚、ご近所、会社関係者などは参列しません。 よって、ご遺族や近いご親族が納得されれば、形式にとらわれずに故人らしさを表現した葬儀ができるのです。 たとえば、故人の趣味に合わせた生花を飾る、ゴルフ道具や楽器類を展示する、ビデオ上映や好きな音楽を流す…等。遺影写真もにっこりと楽しそうな写真を選べます。
●ゆっくりお別れの時間がとれる
一般の葬儀の場合は参列者も多くなります。ご遺族は、故人への悲しみを抱えながら、参列者の方々にも 気を使うことになり、非常にあわただしく、精神的にも体力的にも負担が大きいでしょう。 家族葬では、ご家族、親しい親族で気を許せる方々のみで執り行えるので、一番近くにいた家族が故人のそばに寄り添い、お別れにじっくり向き合うことができます。
●少人数のため費用が明瞭・低料金
一般の葬葬では、参列者人数を把握しづらく、終わった後で当初の見積もりと違って予想以上に高くなったという話はよくあります。家族葬では、あらかじめ参列人数が決まっていますので、費用が明瞭となります。 また少人数であれば料理や会場の広さも抑制することができます。
●御礼品や香典返しを行わない
家族葬では、弔問を受けず、香典を辞退することが多いです。一般の葬儀をあげた 場合は、会葬者に対しお礼の品をお渡しする「会葬御礼品」、ご香典に対してお返しをする「香典返し」など発生します。